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デバッグ

この記事は WORDIAN Advent Calendar 2017 - Adventar の4日目です。

はじめに

WORDではイーアスのすぐそばの貸し農園を借りてプチ農業を営んでいます。 詳しくはWORD36号1と37号2の「そうだ 畑 行こう」を読んでください。

WORD農園では虫ケア薬品縛りプレイを実践しており、そんな状況で2年半も野菜を育てているといろいろなバグに出くわすことがあります。

この記事ではそんなバグの一部を紹介していきましょう。 なお、ご飯を食べながらこの記事を読む場合を考慮したので写真はないです。

モンシロチョウ

ハチに寄生されて内側からはじけることに定評がある虫です。 WORD農園だとブロッコリーに幼虫が大量発生して葉を食害します。 どうやら周辺の農家の畑のキャベツを食べて成長した成虫がWORD農園のブロッコリーの葉に卵を産み付けるようです。

対策ですが指でつまんで叫びながら地面に叩きつけると良い感じにストレス解消にもなるので一石二鳥です。

ナスノミハムシ

ナスの葉を穴だらけにする体長2mmほどの黒い甲虫です。 捕殺してしまうのが一番なのですが日中は姿を隠す、捕まえようとするとすぐ逃げるという習性を持つ強敵です。 しかも自分の畑から駆逐したとしても他の畑から無限湧きします。

早朝にガムテープに貼り付けて磔にするくらいしか対策方法がないです。

ワタノメイガ

幼虫がオクラの葉を巻いて巣を作り内側から食害します。 直接的な食害よりも葉を巻かれてしまうことがオクラの生長に大きなダメージを与えます。

巻かれた葉の上から圧迫すると手を汚さずに殺すことができるのでお手軽です。

余談ですがオクラの葉や茎の表面には1mmほどの半透明の球体がくっついてることが多いです。 まさに虫の卵といった見た目なのですがその正体はオクラが分泌した液体が固まったものです。 オクラは粘性物質のムチンを多く含むのでこういった現象が起きるらしいです。 自分はそれを知るまでは虫の卵と勘違いして必死になって取り除いていました。

オタバコガ

幼虫がシシトウやピーマンの果実に穴を空け内側から食害します。

穴のあるなしですぐ見分けがつくので対策自体は簡単です。 果実ごと潰していまいましょう。 うっかり見逃してそのまま調理してしまったときの精神へのダメージが問題です。

アブラムシ

葉や茎に群がって野菜の汁をちゅうちゅう吸う虫です。 WORD農園だとブロッコリー、ダイズ、ジャガイモあたりがこの虫を誘致してしまいます。

対策として少量ならガムテープを使って捕殺してしまうのが一番手っ取り早いです。 大量なら牛乳や水溶き片栗粉を噴霧して窒息死させるのが効率的です。 誤って人間に噴霧しないようにしましょう。

露出した肌に群がって人間の汁をちゅうちゅう吸う虫です。

一番の対策方法は畑へ行かないことです。

終わりに

バグの無いプログラムがないように害虫のいない畑はありません。

デバッグはちゃんとしましょう。

WORDIAN Advent Calendar 2017 - Adventar 明日の担当はxrekkusuさんです。